
〜BlueSniper 70/2 × Galahad 633S × Grappler S73ML〜
満船・胴の間の現場で分かった「短さは正義」+「巻き続ける哲学」💡
サワラを追いかけて、気づけば5回目。
平穏すぎる海。鳥もいない。ナブラもない。タダ巻き眠い。魚はいるのか?いないのか??
文句を言い続けながら、昨年からずっとサワラを追い続けて、はや5回。
なぜって、昨年東京湾の魚の中で一番美味しいと豪語する店員さんがいたから。
そうなると、どうしても自分で釣り上げて食べてみたいと思うのが釣り人の心情ではないか。
結論から言うと、まだ“本命サワラ”には届かず。
ようやく最近、サゴシ(小型)をゲット!
……うん、まだ道のりは長い😇
今回はその5回目の釣行での学び。
ナブラが全く出ず、ブレードジグを一日中投げ続ける修行タイムだったけど、
“ロッド選び”がめちゃくちゃ大事だって痛感した話。
胴の間キャスティング、ナメちゃダメ。
立ち位置は胴の間。左右人がいて、振りかぶる余裕はゼロ。
ちなみに守山丸は、オーバーヘッドキャスト出来る数少ない船宿。
ただし、オーバーヘッドで投げられるのは出来るのはミヨシとトモだけ。
胴の間はアンダーオンリー。
つまり、“取り回し力”がすべて。
上手い人はミヨシ・トモに集まり、
少し自信がない場合や初心者は船長席に近い胴の間に集まる傾向がある。
(守山丸は、予約順なので必ずしもそうとは限らない)
他の船で、ルアーがおかしな角度から吹っ飛んできた経験も何回かある。
それに、長いロッドだと干渉して迷惑だし、投げづらいから、気疲れする。
本命はBlueSniper 70/2、さて予備は…?
この日、持ち込みは2本までと決めた。
オーバーヘッドキャスティングがメインとなる船で、
ロッドをたくさん持ち込むと、迷惑になるからだ。
メインはもちろん、BlueSniper 70/2。
万能ロッドで粘りもあって、キャスティングも快適そのもの。
この1本で1日通してもまったく問題なし。
ただ、サワラは歯が鋭くてラインを切られることもあり、
キャスティング時のライントラブルも考えると、
もう一本“保険”として持ち込みたい。
候補はこの2本👇
- 🅰️ Galahad 633S(ジギングロッド)
- 🅱️ Grappler BB Type C S73ML(キャスティングロッド)
悩んだ末に、船長へ相談したら──
「Galahad一択! 胴の間で短くて取り回しがいいから。」
はい、即決でした。
満船サワラ戦の最適ロッドはこれ!154cm女子のリアル検証
BlueSniper 70/2はメインとして快適で、
アンダーハンドでもしっかり投げられる万能ロッド。
ただ、胴の間で隣との距離が近いとき、他と干渉しそうで敢えて手前に投げたい時、
予備ロッドとしてのGalahad 633Sが役立った。
- 6.3ftで干渉ほぼゼロ
- 張りがあって、ブレードジグ30〜40gでもしっかり乗る
- 軽くてテンポ良く投げ続けられる
つまり、本命はBlueSniperでOK!
でも、もしもう1本持てるなら、
胴の間では短いGalahadが補助として最適という結論。
守山丸スタイル:格好よりキャッチ率。
船長いわく、守山丸のサワラ戦は“巻き続け釣法”。
フッキングNG。絶対NG。巻き合わせ。
ただひたすら、ジージー音出しながら巻く。
「格好悪くてもいい。当たったらとにかく巻き続ける」
最初は「え、そんなのアリ!?」って思ったけど、理由は納得。
実際何度もフッキングでバラしてるし、
テンション一定で巻き続けると口切れせずに取れるらしい。
実際、船縁や取り込みでバラす場面を相当みてるけど、
事前に船長がドラグチェックしてくれる守山丸ではそのタイミングでのバラしがなかった。
見ていて「なるほど」と納得。
なので、ドラグ1.3kg固定。(帰って測った)
魚がかかるとジージー音が鳴り続けるけど、
ドラグは絶対にいじらない。
そのまま巻き続ける勇気が大事。
胴の間サワラ戦の最適解|BlueSniperとGalahadを比較
- BlueSniper 70/2:万能で快適。アンダーでもギリギリ思い切り投げられる。
- Galahad 633S:短くて取り回し◎。補助ロッドとして最適。
- Grappler S73ML:軽くて柔らかいが、胴の間ではやや長く、干渉リスクあり。
何かを犠牲にするのも大事。
“全部を満たす竿”は買うしかない。
手持ちで済ませる場合、場所と状況で最適解を変えていくのがカギ。
実はAIにも相談してた話。
出船前、ロッドを選ぶ段階でChatGPT(五十六)にも相談してた。
身長154cm・アンダーハンド限定・ブレード戦など、条件を伝えたら
「短くて張りのあるGalahadがベスト」とズバリ回答。
AIは理屈で整理してくれるから安心感があるし、
自分で見落としていた視点もくれるので心強い。
正直、店員さん含めて男性に相談すると、
オーバースペックで使いきれなかったり、逆に物足りなすぎたりすることがある。
AIは「なぜ向いてるか」を数字で説明してくれる。
これ、女子アングラーにはめっちゃ心強い!
もちろん、釣りは感覚的な要素も大事だから、
AIと人の意見を合わせて、自分で判断するのが面白いところ。
「AIと船長、どっちも頼れる相棒。最終判断は自分!」
まとめ
- 本命:BlueSniper 70/2(万能・快適)
- 予備:Galahad 633S(短くて楽・満船向き)
- セッティング:PE1.2〜1.5号 × リーダー25〜35lb
- ドラグ:1.3kg固定
- 操作:止めない・合わせない・巻き続ける!
守山丸 船長名言
🎯「ジージードラグ出て格好悪くても、取れたもん勝ち。とにかく巻き続ける」
次の目標
とりあえずサゴシまでは来た。
次こそ本命サワラ……!
少しずつ“勝てるセッティング”が見えてきたから、
この調子でコソコソ続けます🔥
🎯「巻き続ける」——リールを止めない、そして諦めない。※2つの意味で。
